2025/03/19 14:53

長崎ちゃんぽん、天草ちゃんぽん、小浜ちゃんぽんは、日本三大ちゃんぽんと言われています。
ちゃんぽん発祥と言われる長崎の「四海樓」は、1899(明治32)年に中華料理店として長崎の唐人屋敷跡である広馬場町で創業しました。
ちゃんぽんは、四海樓の料理人が、野菜がたくさん入った栄養価の高い麺をまかないで食べてもらおうと開発した料理と言われ、長崎の代表的な料理になると共に、ほど近い小浜、天草などに広まったと言われています。
ところ変われば料理にも少しずつ変化が生まれ、スープや麺にもご当地ちゃんぽんとしての特徴がみられるようになりました。
特に長崎ちゃんぽんの定義ははっきりしており、普通のちゃんぽんに使われている中華麺はその製造過程で「かん水」と呼ばれる炭酸ナトリウムが主成分の水を使用しますが、長崎ちゃんぽんの麺は「唐灰汁」と呼ばれる独自の製造法で作られるかん水の一種を使って作られます。
小浜ちゃんぽんのスープはあっさりとしていてコクがあり、地元橘湾でとれた新鮮な魚介類と野菜が具材として使用され、海老は殻が付いたまま使われていることが多く、バリバリとした歯ごたえと香ばしさが楽しめます。
天草ちゃんぽんは、テレビ番組の「マツコの知らない世界」で日本一美味しいちゃんぽんとして紹介された「明月」が有名ですが、天草のちゃんぽんとしての決まった定義はなく、魚介のスープや鳥、豚骨などでその店独自の味が楽しめます。
天草ちゃんぽんの麺は太くて黄味がかっていてモチモチしているのが特徴。
お土産用のちゃんぽんとして開発した「天草大王ちゃんぽん」は天草のちゃんぽんらしい太麺に、その鶏がらスープは明治時代から絶品とされた天草大王のスープを入れた鶏豚骨で、コクのある奥深い味に仕上げました。

今回、日本三大ちゃんぽんを食べくらべることのできるセットを開発。
近日中にかかしの里でも販売を開始します。
お楽しみに!

<内容量>
長崎ちゃんぽん2食、小浜ちゃんぽん2食、天草ちゃんぽん2食